2023年に広告収益分配制度が始まったTwitter(X)。有料プラン加入者だけとはいえ、より多くの人に見られたりその他様々な条件で収益を受け取れるようになった。有料プランなら長文も投稿可能。

すると『相手を騙したり不便にしたりでもいいからなんとかして小銭を稼ぎたい』というゴミが大量発生することとなった。
しょうさい
長い文章をポストしようとすると途中で切って分割することになる。ゴミたちはそれを逆手にとって、『続きがあるかのように見せて続きを見に行ってもそこに情報はない』というゴミメソッドを築き上げた。
具体例で見てみよう。

(アカウント)
「将来大きな資産を築きたいならまず最初にすべきことは…」と気になる文章で終わっている。続きが見たいと思ってタップすると…そこには続きはない。代わりに「プロフが本質」「プロフが大切」と、あからさまにプロフ画面に誘導しようとするコメントが。
そこでプロフに行ってみると…

なぜかプロフィールに続きが。「まずは能力を身につけましょう」…えっ、そりゃそうでしょ。3アクションさせてたどり着いたのに中身スカスカ。
①続きを見たいと思わせるためにわざと微妙なところで文章を切る➡②多くの人にタップさせることで優良なコンテンツであるとTwitter(X)側に誤認させる➡③さらにプロフに誘導することでフォローされる確率を上げつつTwitter(X)への誤認を深める
というゴミメソッドだと思われる。しかも、有料プランに加入していると1投稿の文字数が140文字ではなく10000文字に増加しているため、結論をわざわざプロフィール欄に書かなければならない理由などない。
収益化可能になった時点でTwitter(X)はもう情報媒体として終わったなぁとは思っていたが、ゴミたちの発想は私たちを超えてくるよねぇ。
同じテンプレートで
他にも見ていこう。

(アカウント)
「でも注意点があって」で文章を切っているが続きはない。そして商品リンクを貼ることでアフィリエイト収入を得ようともしている。
プロフィールを見てみると注意点が。

「すぐ売り切れるから見つけたら即ゲットしよう!」…なんだそりゃ。コチラも中身スッカスカ。
ちなみに1日後にはプロフィール欄から本来あるべき場所に結論を移動するのがこのゴミテンプレートのやり方らしく、

(アカウント)
先程紹介したアカウントでも最新の投稿以外の情報はプロフィール欄から移動されている。最新のポストの後半をプロフに書かないとだもんね。
他のアカウントを連続で紹介。

“「”って。中の人の性根が腐ってるんだろうな。


1秒動画にイライラ

ゴミアカウントたちの多くはよく1秒の中身がない動画を貼っている。中身が静止画(写真)のものもある。これはどういう意図があるのだろう。動くものに興味を持つ人間の無意識に働きかけているんだろうか?
と思っていたところ、2024年4月にこの1秒動画に関する考察記事がITmediaで公開された。結論をまとめると、1秒または数秒の動画にすることで、「この動画は最後まで観られましたよ!」→「このアカウントは優良ですよ!」と誤認させる意図があるのではないか、とのこと。
なるほど、要するにゴミか。
X席巻「1秒動画」、インプレ向上に効果はあるか フォロワー数34万人超のアカウントで検証
2024年04月10日 18時02分 公開
[吉川大貴,ITmedia]
X(旧Twitter)で、再生時間が1秒しかない動画の投稿がはやっている。普通の動画に加えて“1秒動画”を添付することで動画の視聴完了率を上げ、おすすめ欄に表示されやすくし、インプレッション数を増やすことで、収益化を有利にする──というものだ。ただし、その根拠は臆測でしかなく、本当に効果があるのかは不明だった。
そこで、ITmedia NEWSの公式Xアカウントで実際に1秒動画を投稿。1秒動画を添えないものと比較し、インプレッション向上効果が本当にあるか検証した。結論から言うと、今回の検証では、インプレッションは本当に向上した。
ITmedia NEWSの公式アカウントで検証
ITmedia NEWSの公式アカウントで投稿したのは、記者が4月5日に掲載した記事「実況者向け『ゲーミングマンション』内見してみた 防音・家賃はどんな感じ?【動画あり】」の取材動画。8日午前11時ごろに通常の動画を、同日午後3時に1秒動画のバージョンを投稿した。
1秒動画版
4月10日に、48時間後のインプレッション数を確認したところ、8日午前11時に投稿した通常版が約1万6000回、同午後3時に投稿した1秒動画版は約3万2000回だった。同じ内容にもかかわらず、1秒動画バージョンの方が倍近いインプレッション数になることが分かった。各投稿のアナリティクスは以下の画像の通りだ。
通常版のアナリティクス(インプレッション数など)。ただし数値は48時間経過時点のものではなく、10日午後5時40分ごろのもの(以下同)
1秒動画版のアナリティクス(インプレッション数など)
photo1秒動画版のアナリティクス(動画の再生数など)
各投稿にはリプライで別のポストも関連付けていたので、そのインプレッション数も調べた。通常版にリプライしたポストは約9700インプレッションにとどまったのに対し、1秒動画版は約1万3000インプレッションに上った。ただし、リプライしたポストの内容はそれぞれ異なっていたので、投稿の中身が影響した可能性もある。
通常版にリプライしたポスト
1秒動画版にリプライしたポスト
今回の結果を見るに、1秒動画はインプレッション向上に一定の効果がありそうだ。ただ、突然の仕様変更が相次ぐXなので、ずっと使えるテクニックではない可能性もある。それに、Xユーザーからは「投稿が見にくくなる」と1秒動画を嫌う声も見られる。目先の数字は追えるかもしれないが、長期的に数字を稼げる手かどうかは、何とも言えない。
こういう悪を排除するためにイーロンマスクは頭を悩ませている。ゴミがいなくなればサーバー管理費も減るし管理人員も減らせるんだよなぁ。
まとめ
「これくらいいいじゃないか」という頭が悪い批判もあるだろうけれど、そういう人はまず頭が悪いことを自覚するところから始めようか。
商売人の全員がコレをやったらどうなるか考えてみな?社会が滅茶苦茶になるよね。商売って、『いいモノを作る→客はそれにお金を払う』が基本。その基本が、『中身スカスカだけどいいモノだと誤認させるゴミ』によって邪魔されてるんだよ。
ウソや大袈裟な投稿でインプレッション(アクセス数)を稼ぐアカウントたちと一緒にこういうゴミが無くなって、本当に広まるべき情報、本当に愛されるべきアカウントが正しく広まりますように。
けつろん
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ゴミへの突撃取材もするよ!